紙の本を電子書籍化!「自炊」の費用、やり方、メリットデメリットまとめ!
こんばんは。
家にたまった漫画などの書籍の山…。
でかい本棚で部屋のスペースが削られている…。
溜まっていく書類…。
こういうことに困っている方はいると思います。
全部整理できるとしたらめちゃくちゃスッキリすると思いませんか?
そこで紙の本や書類をデータ化して整理する、俗に言う「自炊」という方法があるのはご存知ですか?
そうするとデータでずっと残るので紙の書籍や書類は処分することができます。
スペースを有効活用できますよね。
そんな方法もあるんだ。という気持ちで是非見て行って下さい。
今回は軽いイントロダクションで、より詳しい個別記事も書いていこうかな、と思っています。
ちなみになぜ「自炊」というのかについて。
「自ら本のデータを吸い込む」からきてるんだそう。
特に重要ではないです。
「自炊」に必要なものとそれぞれの費用
まずはですね、必要なものから。
詳しくはあとで書きますので。
- 裁断機または裁断できるもの
- スキャナ
- パソコン
- 本のデータを保存できるクラウドサービスやハードディスクなど。
こんなもんですかね。
次に1つずつ費用を。
- 裁断機…2000円〜4万円
- スキャナ…1万円〜4万円
- パソコン…なんでもいい、普段使っているのでOK
- データの保存場所…僕の場合はDropboxでPlus版を使っているので毎月千円ちょっとかかります
まぁこんな感じ。
パソコンを持ってて、データの保存場所をハードディスクなどにするなら
1万円ちょっとからでも自炊は始めることができます。
でも実際は漫画なら良い裁断機を使わないと時間がかかりますし、
スキャンするページが多いとスキャンスピードなども重要になるので良いスキャナーが必要になります。
僕は裁断機をレンタルで、スキャナはScanSnap iX500を購入しました。
スキャナはこんな感じ。
4万円(ほぼスキャナ代)をかけたことになりますね。
後悔はしてませんけどね。
iX500のレビュー記事、書きました!
「自炊」とは具体的にどうやって行うのか
最初にわかりやすいようにまとめておきます。
この流れで自炊は行っていきます。
では詳しく書いていきます。
書類の場合は裁断機は不要なんですが、本の場合は1ページ1ページバラバラにしないといけないんですね。
そのために裁断するものが必要になるんですが…。
少ない冊数ならローラーカッターとカッターナイフ、カッターマットだけでできないこともないです。
安全には気をつけてください。
軍手は最低でもすべき!
でも冊数が増えると一回でズバッといける裁断機が欲しいということで4万円ほどするというわけです。
裁断機はレンタルという方法もあるので、今度記事にします。
追加 記事にしました!
次にバラバラになったページをスキャンしてデータ化しないといけません。
一枚一枚スキャンしていくわけですが、安価なスキャナだと何枚かの書類をスキャンする用途しかないので大量のページをスキャンするには向いていません。
なのでスキャナはScanSnap iX500という良いものを買いました。
先ほどの上のところから投入するわけです。
スキャナもレンタルすることはできるんですが…
なぜ裁断機はレンタルで、スキャナは購入したのか。
裁断機は今まで買ってきた紙の漫画を裁断するときは大量の数があったのでローラーカッターではやってられませんでしたが、
書類やこれから買う紙の本などは買った都度ローラーカッター等でできるかなーと思ったからです。
裁断機買っても使うのは最初だけで、そこまでお金を出す価値はないかなー、と。
スキャナはやっぱり持っとかないと毎度毎度レンタルするのもやってられませんしね。
少し話が逸れました。
スキャンすると書類や漫画のデータがPDFで保存できます。
その保存場所なんですが、書類だけならDropboxの無料版(2GB)でもいけるかなぁとは思います。
漫画一冊100M弱、書類なら一枚100KBぐらいですかね。
全部カラーで保存してます。
正直、保存するだけならUSBメモリとかでもいいんですが…。
Dropboxだと自分のデバイス全てで同期できたり、検索もできるので利用してます。
書類などもスキャンするなら検索はできた方がいいし、
漫画の場合、DropboxにてiPhoneで同期しておくと自分の漫画がいつでも読めます(やり方はまた別記事)。
まさに電子書籍化ですね。
実はバラバラにした漫画もメルカリなどで売れます。
値段はさがりますが。
参考程度に、DRAGON BALL全巻 2000円で売れました。
でもこれは逆に安く漫画を手に入れれるということ。
僕はよく裁断済みの漫画を買ってます。
裁断する手間もないし、スキャンしてまた売ればいい。
後は空いたスペースを有効活用…という流れ。
大学書類など原本はいらないけど、残しておいた方がいいかな…というものも処分できたのが気持ちよかったです。
紙にしたかったらまた印刷すればいいだけですしね。
自炊は違法なのかどうか
ここでちょっと補足として自炊は違法なのかどうか、という疑問について。
結論から言うと著作権法によると、私的な範囲であれば複製はOKということになります。
ただし、スキャンしたデータを売ったりしたらダメ。
あくまで個人が楽しむなら問題ないよ〜ということです。
自炊のメリットデメリット
次に自炊の良い点と悪い点を。
良い点
- 本棚や書類を整理できる
- スマホでいつでも読めるようになる
- 裁断した本も売れる
- 劣化しない
悪い点
こんなもんですかね。
なんにせよ、自分の中で費用(時間)対便益のどちらが勝つかという話ですね。
この記事はその参考にしてもらえれば嬉しいです。
今後、実際のScanSnap iX500のスキャンスピードや性能の動画を交えた記事や、
裁断機レンタルはどうなの?という記事、
どんな感じでスマホで読んでいるのか?という記事などを書く予定です。
ではでは、今回は大まかな自炊の費用、流れ、メリットの記事でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^-^)